こんにちは。中瀬一菜です。
今日は今週のお題についてお話したいと思います。
今週のお題「表彰状」
実際に貰ったことは…何度かあります。そりゃそれなりにお姉さん()ですし。
皆勤賞とか、読書たくさんしたね賞とか、それこそ卒業証書、公務員になったときの辞令って入れていいんですかね入るならこれもだし、成績優秀だね賞もあります。
ちょっと自慢したいのは、就職してから貰った「劇がうまくできたね賞」ですかね…
研修の一環で、何人かのグループで社会人として心得るべきことをテーマにした劇を作って演じることが課題にありまして…めっちゃ面倒くさいですよね
わたしはなにがなんでも人前で演技なんて絶対にしたくなかったので、誰よりも先に手を上げて脚本を担当する!!!と言って逃げました。
このころは、まだわたしの夢である脚本家をはっきりとは目指していなかったですが…なんとなく作家っぽいものになりたい欲はあって、それなりにちゃんとした構成の劇を作って発表しました。
そしたら、メンバーさんたちの頑張りも大いにあって、なんと1位に選ばれて。
今までもらったどんな賞よりも、それこそ成績優柔だね賞よりも、うれしかったなぁ。
これをきっかけにというか、頭の片隅にこの出来事があって、脚本家になろうと思えたのかも…となんとなく思います。
…とまぁ、なけなしの表彰状に関するいい思い出をお話してみましたが、ぶっちゃけリアルな表彰のお話は、別に特別だと自負できるだけの思い入れはなく…
去年の夏からうつ病で休職して、なーーーんにもできなくなったことを経験した身としては、そんな大きな何かを成し遂げなくても、人間生きてるだけですげぇじゃん!!!と思います。こっちのほうが、リアルな表彰よりもずーーーっと重要です。
おぉ~?いま目ェあけて、パソコン操作して、文字打ってんのか?それも自分で考えた文章を?オメェ天才だな~~~!!!(CV.野沢雅子様)と言いたいくらい。
もう、わたし、画面の向こうの皆々様を表彰しちゃう!みんなすごいよ。だって生きてるんだもん。息してるんだもん。毎日大変お疲れ様です。アッ閲覧大変ありがとうございます。
加えて、病気になったことで、いかに普通に仕事ができて、自由に遊べることが、尊いかよく分かりました。
ただ生きるだけでもすごいけど、元気に生きてる皆様はもっとすごいです。表彰状に併せてトロフィーもつけちゃう…!!!
時間がない~~~お金がない~~~とかほざいてた頃がわたしにもありましたが、それだけできる元気があるなら、なんでもできるよって言いたい。
ちょっとの度胸と地に足着いた慎重さがあれば、いつだって海外旅行に行ける。いつだって彼氏を作ってデートもできる。
というか、なんの用心もなく、ただ元気でさえいれば、いつだってお友達とランチしたり女子会したりできる。あの日の天気はどうかな、気圧低いかな、病院いつ行くんだっけ、カウンセラーさんに渡されてる生活記録表に書かなきゃとか…考えなくていい。
あと!女性の皆様に強く言いたい!ファッションもメイクを楽しめるのも、すっごくすっごく尊いんだぞってこと!!!病気になれば外出しないし、もう全部不要ですから。お金も入らないし、できません。
欲しいメイクの品々、たっくさんありますが、わたしはどれも買っていません。ディオールのリップ、クリニークの下地とクリーム、エスティローダーのファンデーション、ルナソルのアイシャドー…ぜーんぶ、今のわたしには使えないですから。お洋服もそうです。着ていく場所がありませんから。
甘すぎますかね…この考え。
でも、わたしはこれくらい自分や周りの人を大切にしたいなぁと思います。
自分に甘く。他人様にはもっと甘く。厳しくするのはお仕事相手の締切りだけで充分!笑
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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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