こんにちは、中瀬です。今日はわたしの治療方針について。
一時期はまっていた例の人
この人ですね。たまにブログで取り上げていましたね。一時期、有料のオンラインサロンにも入ってめちゃくちゃ勉強してました。
なんですが、最近別に話題にすら上がらないのは……DaiGo信仰を辞めたからというか、学説頼りに生きるのを辞めたからです。
標準療法
ところで、病院であたりまえに医師の先生から診断され、適当な薬を処方されるという一連のコレ。
たとえばガン治療の界隈では、標準療法とかいう言葉で語られていますよね。
お医者さんが認めるだけの根拠が備わっていて、かつ一定の効果が期待されている治療方法。正しい定義はそれぞれググってもろて、だいたいこういう意味です。
精神科では標準療法という言葉はあまり耳にしませんが、それでもお医者は我々の訴えを聞き入れて、適切な治療へと導いてくれています。わたしの場合は、主に投薬です。「ア」から始まる例のお薬を飲んでいます。(広告が剝がれるので明言できませんが…あれ、メタなこと言いました…?)
わたくし、うつ病歴も3年?現在の主治医の先生のところには初診からお世話になっていますが、思うにお医者さんのご判断は、相当確かなレベルの裏付け(よく言うエビデンスとかいうアレ)がハッキリしているんだと思うのです。
それが人間に対して行う治療の基本というか、いやあ、よくできてる仕組みだなと、今更ながら思うわけです。学説が出て、論文が出て、臨床実験を経て…「なんかそれっぽいぞ」から「こうだからこう!」までの道のりの果てしなさよ。
人体実験に付き合う時間はない
DaiGoさんやその取り巻きのいう学説というのは、お医者さんが患者に勧められるだけのエビデンスはないのです。
「瞑想が良い」というのがDaiGo界隈の一般認識だと思うのですが、わたしの主治医は「まあやってみれば?知らんけど」くらいでした。
やっべえ温度差にチビるかと思いました。
今冷静になって思えば、そりゃそうなのです。お医者さんは慎重にエビデンスの確かな治療法を選んでくれています。そこに、ぽっと出のわけ分らん学説を持ち込まれたら、?????となるのは当然だわ。
というかです。
お医者さんがOKしたとしても、わざわざその学説のエビデンスとして、このわたしの体を明け渡す必要ってあるのか?学説に乗っかるってこういうことだと思いました。
結構ギャンブル要素感しますよね。わたしはその中のひとりにはならなくていいやと思い、最新の学説に頼るのはやめました。普通に治療するだけで十分。というか、そんな不安定要素に賭けるだけの余裕はないです。
健康でお金もあって時間を持て余している人は、乗っかってみてもいいのでは?
素直に医者のいうこと聞いとけ(戒め)
ということで、主治医の言うことはぜった~い!というお話でした。
そういう意味でも、医者選びは非常に重要なんですね。
わたしの場合は今の病院の所信を受けるまでに3か所ドクターショッピングをしましたが…しょうがない…クソ田舎に精神科医の評判もクソもねえのよ…
みなさまの主治医の先生はいかがですか?安心して相談できますか?治療内容に納得できていますか?
医者の言うことは絶対なのですが、そもそも人間ですし相性がありますから、仲良くできる先生と二人三脚するのが最善ですね。
…ウチの先生は、陰気臭い精神科の中でも毎日元気で、どっかにON/OFFスイッチでも付いてんじゃねえかと思ってます。そして毎回アホなことを言い出しても呆れて放り出さずにつき合っていただいてマジ感謝。
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書いた人 中瀬一菜(なかせ・ひいな)
うつ病が原因で退職した元公務員。未婚・アラサー・障害者。
うつ病があっても自立した生活を送るために日々奮闘中。
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